ありのままの自分を目指して

性への違和感について徒然に記していきます

【結婚式】性に対する違和感 ~体験談~

就職して初めて一人暮らしをすることになりました

一人暮らしの部屋はと言うと

ものすごく殺風景で必要な物しかない

とてもシンプルな部屋

 

 

インテリアなどにも興味が無く

生活が出来れば良いと思っていたので

部屋でした

 

友人からはよく

「女子の部屋じゃない」と言われたものです

 

とは言え、私は満足な生活を送っていました

 

最初の職場はザ・男社会でした

 

職場の環境は決して良いとは言えませんでしたが

私にとっては、居心地は悪くありませんでした

 

 

この頃私を悩ませえたものは

冠婚葬祭が増えた事でした

 

 

葬儀には黒のパンツスーツで出席していたので

問題ありませんでしたが

 

 

問題は同級生、親戚の

結婚ラッシュ!!

結婚式の服装でした

 

まだ、パンツドレスの存在も知らず

嫌々、ドレスを着るしかなかった

 

おめでたい場のはずなのに出席するたびに

何とも言えない気持ちになっていました

 

その度に、自分の将来の姿を考えたりしていました

 

自分は結婚できるのかなぁ~

結婚したら結婚式挙げるのかなぁ~

結婚式挙げたらウエディングドレス着るのかなぁ~

 

などなど、、、

 

 

当時は、自分がウエディングドレスを着るイメージが持てず

結婚式は挙げられないなぁ

と思っていました

 

 

私の両親、特に母親は

私が女性らしく振舞いたくないことには

薄々、感づいており

 

結婚式がある度に

「ウエディングドレスは着るよねぇ?」

と確認されていました

 

私はその度、「わかんない。その時になったら考える~」と

受け流していましたが

 

正直、自分も悩んでいたので、聞かれるのがとてもストレスでした

 

 

今はと言うと

結婚式は自分の為に挙げるものではない

と思っていて

 

着たいわけではないし、抵抗はあるけど

両親が私のウエディングドレス姿を見たいのであれば

着ても良いかなぁ

 

と思えるようになっています

 

自分の趣味趣向よりも

何のために誰のために行うかが大切かなぁと

 

自分の為に挙げるのであれば

着ないし、そもそも挙げないかなぁ~と

 

少し、大人になりました!!

 

 

 

まぁ、すべて相手が居れば、の話なんですけどね()

 

 

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Xジェンダーの恋愛

専門学校を卒業し、就職後

初めて彼氏ができました

 

私から好きになったわけではなかったのですが

告白されて

付き合ってみたら好きになるかもしれない

と思ってお付き合いしてみることにしました

 

結果はと言うと

1ヶ月ほどで別れることになります

 

しかも自然消滅的に、、、

 

今考えると

彼は女の子らしい彼女を求めていたし

私は女の子らしくなれないし

 

しかも、好きと言う感情は良くは分からず

 

 

夜の営みも全く理解の出来ないものでした

快楽も楽しさも感じられず

何が良いのか全然わかりませんでした

 

感じ方はそれぞれだと思うのですが

他の人がどう感じているのかもわからないので

自分が一般的なのかそうでないかもわからず

 

お互いに一緒にいる意味を見いだせなかったように思います

 

 

その後、付き合った方も同様でした

恋愛って何なのか良く分からず

悩んだことも数知れず

 

今は、色んなマイノリティーがあることを知り

もしかしたらアセクシャルなのではないかと疑問を持つほどです

 

 

以前は焦りもありました

結婚も当たり前にするものだと思っていたし

子供も出来ると思っていたので

 

 

今は、少し楽になっている気がします

今後、好きな人が出来るかもしれないし

出来ないかもしれないし

 

結婚するかもしれないし

一生独身かもしれないし

 

 

周りとの違いに不安を感じることもあるけど

 

今は、自分の感情の向くままに生きたいなぁ

と思っています

 

 

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【専門学校時代】性に対する違和感 ~体験談~

私は医療系の専門学校に4年間通っていたのですが

学校では、男女で分けられることはほとんど無くなり

とても楽になったことを覚えています

 

 

楽になった為かこの頃は、私の人生の中で一番女性を意識して生活していたように思います

とてもナチュラルメイクだったけど、化粧も少しはしていたし

友達と遊ぶ時にスカートを履いたこともあります

 

 

自分が生物学的に女性であることに違和感が無い私は

この時期は女性を試している感じだった気がします

 

しかもこの時はそんなに嫌だという事も無く生活していました

 

男女が分け隔てなく生活が出来ていたので

自分を試すことが出来ていたように思います

 

 

ただ、相変わらず恋愛にはまるで興味がなく

ひたすら勉強とバイトに明け暮れる日々でした

 

この頃は、「自分は人を好きになれないんじゃないか」と言う不安を持っていました

好きと言う感情が良く分からず

恋に溺れる友達の行動にも理解が出来ず

恋愛ドラマを見てキュンとすることは無く、楽しさも分からず

見ていたドラマは刑事ものばかりでした

 

 

この頃の一大イベントと言えば、成人式!!

もちろん振袖を着ましたが、これは、すごく嫌でしたね~

女性であることを強要される事が、嫌で嫌でたまりませんでした

 

だからと言って、男性もののスーツを着る勇気があるわけでもなく

着たかったわけでもなく

どんな格好もしたくなかったので、

行きたくない!!と本気で思っていました

 

まぁ、親が振袖姿をとても見たがっていたので

諦めて、振袖を着て行きましたが、、、

 

 

卒業式もモヤモヤ

私の通っていた学校は小さく、袴で卒業式に出て

卒業式後のパーティーはドレスで出るのが一般的でした

 

何が嫌だったのかと言うと

ドレスを着るのにも抵抗があったのですが

ドレスを着ている自分を見られることに一番抵抗がありました

 

女性として見られることが恥ずかしいというか

嫌だというか

女性であることを突き付けられているような気がして

モヤモヤしていた気がします

 

 

この頃は、Xジェンダーなんて言葉ももちろん知りませんし

自分に起きていることがわからずに

ただただモヤモヤしておりました

 

最近は女性用のパンツドレスもあるので良くなりましたね

私も愛用しています

 

 

 

 

【思春期】性に対する違和感 ~体験談~

私の思春期はとっても波がありました

思春期はそんなものですよね!!

 

中学、高校の制服はスカートを履いていました

これには、そこまでの違和感と言うものはなかったと思います

 

好きか嫌いかで言うと嫌いだし、

私服では絶対履かないけど、

制服は決まりだし仕方ないよね

 

という感じでした

 

少し大人になったのか、好きか嫌いだけで生きられないことを知った気がします

 

どのように生きたいかと聞かれれば女性ではないけど

生物学的な性別は女性であるという自認はあったので

ある程度の諦めみたいなものはあったと思います

 

身体が女性らしくなっていくのも当たり前に受け入れられていましたし

そこで悩んだりはありませんでした

 

中学に入ると女子の中にいないと目立ってしまうこともあり

男子と居ることは減りました

 

 

自分は何者なのか?

どんな人生を送りたいのか?

よく分からない生き難さと

思春期特有のアイデンティティの確立に悩み

答えのない問いを繰り返していました

 

人との交わりことが億劫になり

人と話さなくなっていきました

 

高校生になり、周りが異性の話をしたり

彼氏、彼女を作っていく中

私は、人を好きになることはありませんでした

恋バナの楽しさも分からず、何となく話を合わせて話していました

 

 

人にも物にも「かっこいい」とか、

「かわいい」という感覚がまるで持てなかったのです

 

女子が何か見て「え~これ、すごいかわいい!!」

とか言ってるのが全く理解できなかったのです

 

「どこが?」「何がかわいいの?」みたいな感じです

最初は素直に言っていたのですが

それを口に出すと場が白けてしまうことに気が付きます

この頃からだんだん自分の思っていることを言えなくなります

 

 

仕方なく周りに合わせて「かわいいねぇー」とか言っていましたが

これは、辛かったです

嘘をついて生活していることが苦痛でしかたなかったです

余計に自分の事が分からなくなっていきました

 

 

この頃は、自分の事を“ちょっとずれた人間”だと思っていました

 

 

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【幼少期】性に対する違和感 ~体験談~

今思えば小さい頃、私の周りには男の子が多かったように思います

 

兄弟は3つ下の弟が1

近くに住んでいた仲の良かったいとこは男2

 

団地に住んでおり、遊びと言えばサッカーや鬼ごっこなど

男女関係なくほとんど外で遊んでいました

 

 

私が初めて性への違和感を感じたのは、小学校入学でした

ランドセルです

 

私が小学生の頃は黒と赤のランドセルしかありませんでした

当たり前のように赤のランドセルを持つことに違和感があったのです

赤が嫌と言うよりはどうして「黒が良い?赤が良い?」

って聞かれずに赤を持たなきゃいけないんだろう?

黒の方が好きなんだけどなぁ~

と言うような感じでした

 

私の小学校は3年生くらいからはランドセル以外のカバンで通う人も多かったため、3年生からはいち早く別のカバンで通ってました

今は、いろんな色のランドセルがあるので

まずは「何色のランドセルが良い?」って聞かれて

こんな悩みは無いかもしれないですね

 

小学生の時は、同じような色を選べない事にモヤモヤしていた気がします

学期ごとに目標を立てて、壁に貼ったりする時も

「男の子は水色の紙に、女の子はピンクの紙に書きます」

 

みたいなことがある度に、水色が好きなのになぁ~

なんでピンクに書かなきゃいけないんだろう、、、

どうして選べないの?とか思ってました

 

今考えると、性別で分けられ、選べない事に関して拒絶反応が多くありました

 

そんな拒絶反応もあってかこの頃は、女の子として扱われることが嫌いでした

「生まれ変わったら男の子になりたい」とよく言ってた記憶があり

女の子のグループにも馴染めず、男の子と一緒にいるようなタイプでした

 

肌の露出も極端に嫌いでした

アトピー性皮膚炎を患っていた事もあるとは思いますが

半ズボンを履くことも嫌っていました

 

もちろん、スカートなんて絶対嫌でした!!

卒業式も周りの女の子達がチェックのスカートで可愛く出席しているなか

私は、当時の女の子では珍しかったパンツスーツで出席しました

パンツスーツで出席出来たことはとても嬉しかったのを覚えています

 

 

この頃は、“趣向が男の子よりのボーイッシュな女の子”

と言うような感じだった気がします

 

嫌だと感じることは色々ありましたが、元気に過ごしていました!!

 

 

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Xジェンダー、クエッショニングについて

私がこれなのかもしれないと思ったXジェンダー、クエッショニングを私の状況と共に書いていきたいと思います

 

私はまだまだ勉強中なのでウィキペディアより引用させて頂きます。

 

Xジェンダーとは】

出生時に割り当てられた男性・女性の性別のいずれでもないという性別の立場をとる人々を指す。

 

Xジェンダーの中にも、性質の異なったいくつかの分類がある。代表的なのは中性両性不定無性の四つである。なお、この四分類にしばられる必要性は全くもってない。

 

中性:自分は男と女の中間だと認識している人のジェンダーアイデンティティのことを言う。

 

両性:自分は男でも女でもあると認識している人のジェンダーアイデンティティのことを言う

 

不定:自分は男でも女でもなく、ある2つの性別の間を行ったり来たりしている人のジェンダーアイデンティティのことを言う。

 

*両性・不定性は時と場合によってジェンダーアイデンティティが変わることが多い→流動性が高い

 

無性:自分は男でも女でもなく、揺れ動いたりもしない。自分の当てはまる性別はないと自認している人のジェンダーアイデンティティのことを言う。

 

もちろん、上記以外にも、さまざまなジェンダーアイデンティティがあると考えられている。

 

 

私が初めて読んだときに、とてもしっくりきたのが、無性でした!

自認はしていなかったものの

男女どちらにも当てはまらないという答えがあっていいことに感動しました!

 

 

他にも

質的分類から、過渡型、揺曳型、積極型に分類されるものがある。

 

過渡型:男性あるいは女性のアイデンティティを持ちたいのであるが、現段階ではまだ自信が持てないため、明確に女性あるいは男性と自己定義できず過渡期にあり、現状では両性やどちらでもない性別であると自己をみなす。

 

揺曳型ジェンダーアイデンティティが揺れているので、男性でも女性でもなく両性やどちらでもない性別でもない性別であると自己を見なすありようである。

 

積極型:自己が規定されないジェンダーアイデンティティであることに積極的な意味を見出しており、Xとしてのあり方を模索しているようである。

 

 

現在は、積極型でありたいといったところでしょうか

やっと、自分として生きることに前向きになれている状況です

 

 

【クエッショニングとは】

クエッショニングの状態にある人は、「迷っている」「まだ探している」「様々な理由により自分に社会的分類を当てはめることに対して不安感を感じている」などを自覚している

 

 

昔は、男か女でなくてはならないと思っており、

“どちらかわからない”という状況が、自分と向き合っていないのではないか?

きちんと考えられていないのではないか?

と自分を責めたこともありました

 

人に相談したこともありました

ジェンダーアイデンティティが多様にあるとは知らなかった私は

思いのまま伝えていました

 

「好きなようにしたらいいんじゃない?」

「男性・女性どっちも試してみたらいいんじゃないの?」など

今考えると、肯定的な事を言ってもらえていたのですが、

 

元々、物事を白黒つけたい性格で

どちらでも無い状態に悩んでいた私には

しっくりくる答えには感じられず

モヤモヤが続いていました

 

今ようやく、多様なとらえ方があって良いとわかり、

“自分らしく生きる”と言うことに向き合えるようになっている状況です

 

極論、どんなジェンダーアイデンティティでもいいや~

自分の好きなように生きていいんだぁ~

と今は思えています(もちろん、これからも悩みはするでしょうが笑)

 

 

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私の性について~自己紹介~

はじめまして

私は、医療関係の仕事をしている32歳です

 

昔から、ずーーーっと抱えていた事の正体が少しずつ見えてきたので、

新しい年を迎え、自分の頭の整理や今後の生き方を考えていくために、ブログを始めて見ることにしました

 

私の抱えていた事・・・

 

 

それは、性に関することでした

 

 

私は小さい頃から性に違和感がありました

 

しかし、その違和感を解釈できずにここまで来ました

 

と言うのも、最近では話題になることが多いLGBTには当てはまらなかったからです

 

LGBTとは?】

Lレズビアン(女性同性愛者)

G:ゲイ(男性同性愛者)

Bバイセクシャル両性愛者)

Tトランスジェンダー(性別越境者)

 

性に違和感を感じながらも性の多様性について知識が薄かった私は、恥ずかしながらLGBT以外を知らなかったのです

 

しかし、You Tubeやインターネットを何気なく見ているうちに、LGBT以外にも性に対するとらえ方が多くあることを知りました

 

そこで、今まで抱えていた違和感が「自分だけではない」と初めて感じられる経験をしました

 

私の、状況はと言うと、

生物学的には女性、また女性の体であることには違和感を持っていません

性自認はというと???

 

女性として生きていきたいかと言われると、それはNO

では、男性として生きていきたいかと言われると、それもNO

私は私であって、一人の人間として生きていきたい。そこに男女という区別は難しい

 

ここが理解されないので、今まで色んな苦労や悩みがありました(詳しくは後日書こうと思います)

 

「女性らしく」という表現がとても嫌いです

化粧はしていません→女子力が低いと言われる

スカートは履きません→もっとおしゃれしろと言われる

冠婚葬祭は特に大変

 

周りからは彼氏作る気あるのかとよく言われる、、、

(今まではこれが良く分からなかったのですが、最近、ようやくこの意味がわかってきた→恋愛に関しては後日)

 

性の対象なのですが、これは男性だと思っている

と言うのが正しい表現だと今は思っています

 

女性と付き合ったことが無いのでこのような表現になります

もしかしたら、女性を好きになるかもしれないし、そうじゃないかもしれない

 

今は、「男性が好きだと思う」といったところです

自分の性についてよく理解できていなかった為、恋愛については全くうまく行ったことがありません。(これからは、少し変わるといいなぁ~)

 

 

今、私が一番しっくりきているのは

Xジェンダー又はクエッショニング(詳しくはこちらも後日)

 

 

だまだ、勉強不足の為、本当に自分がこれらに当てはまるのかは正直わかりません

ただ、今まで自分が持っていた違和感が説明されていることにとても感動を覚えたのは事実です

 

 

これからこのブログで過去を振り返りながら、焦らず自分と向き合っていきたいと思っています

 

ブログで自分の事を書いていこうと思ったのは

・一人で考えると悶々としてしまうので、アウトプットの方が良い

・アウトプットはしたいけど、自分の周りの人に言えるほど、自分の中で落とし込めていないので、ブログなら出来るかも

・私も、色んな人のブログを読んで性の多様性について知れたので、こんな人もいるんだと知って貰えたら嬉しいなぁ

 

こんな思いで現在に至ります

まだまだ、悩みの真っただ中なので、自分のありのままの感情を書いていきたいと思っています

 

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