【幼少期】性に対する違和感 ~体験談~
今思えば小さい頃、私の周りには男の子が多かったように思います
兄弟は3つ下の弟が1人
近くに住んでいた仲の良かったいとこは男2人
団地に住んでおり、遊びと言えばサッカーや鬼ごっこなど
男女関係なくほとんど外で遊んでいました
私が初めて性への違和感を感じたのは、小学校入学でした
ランドセルです
私が小学生の頃は黒と赤のランドセルしかありませんでした
当たり前のように赤のランドセルを持つことに違和感があったのです
赤が嫌と言うよりはどうして「黒が良い?赤が良い?」
って聞かれずに赤を持たなきゃいけないんだろう?
黒の方が好きなんだけどなぁ~
と言うような感じでした
私の小学校は3年生くらいからはランドセル以外のカバンで通う人も多かったため、3年生からはいち早く別のカバンで通ってました
今は、いろんな色のランドセルがあるので
まずは「何色のランドセルが良い?」って聞かれて
こんな悩みは無いかもしれないですね
小学生の時は、同じような色を選べない事にモヤモヤしていた気がします
学期ごとに目標を立てて、壁に貼ったりする時も
「男の子は水色の紙に、女の子はピンクの紙に書きます」
みたいなことがある度に、水色が好きなのになぁ~
なんでピンクに書かなきゃいけないんだろう、、、
どうして選べないの?とか思ってました
今考えると、性別で分けられ、選べない事に関して拒絶反応が多くありました
そんな拒絶反応もあってかこの頃は、女の子として扱われることが嫌いでした
「生まれ変わったら男の子になりたい」とよく言ってた記憶があり
女の子のグループにも馴染めず、男の子と一緒にいるようなタイプでした
肌の露出も極端に嫌いでした
アトピー性皮膚炎を患っていた事もあるとは思いますが
半ズボンを履くことも嫌っていました
もちろん、スカートなんて絶対嫌でした!!
卒業式も周りの女の子達がチェックのスカートで可愛く出席しているなか
私は、当時の女の子では珍しかったパンツスーツで出席しました
パンツスーツで出席出来たことはとても嬉しかったのを覚えています
この頃は、“趣向が男の子よりのボーイッシュな女の子”
と言うような感じだった気がします
嫌だと感じることは色々ありましたが、元気に過ごしていました!!