【専門学校時代】性に対する違和感 ~体験談~
私は医療系の専門学校に4年間通っていたのですが
学校では、男女で分けられることはほとんど無くなり
とても楽になったことを覚えています
楽になった為かこの頃は、私の人生の中で一番女性を意識して生活していたように思います
とてもナチュラルメイクだったけど、化粧も少しはしていたし
友達と遊ぶ時にスカートを履いたこともあります
自分が生物学的に女性であることに違和感が無い私は
この時期は女性を試している感じだった気がします
しかもこの時はそんなに嫌だという事も無く生活していました
男女が分け隔てなく生活が出来ていたので
自分を試すことが出来ていたように思います
ただ、相変わらず恋愛にはまるで興味がなく
ひたすら勉強とバイトに明け暮れる日々でした
この頃は、「自分は人を好きになれないんじゃないか」と言う不安を持っていました
好きと言う感情が良く分からず
恋に溺れる友達の行動にも理解が出来ず
恋愛ドラマを見てキュンとすることは無く、楽しさも分からず
見ていたドラマは刑事ものばかりでした
この頃の一大イベントと言えば、成人式!!
もちろん振袖を着ましたが、これは、すごく嫌でしたね~
女性であることを強要される事が、嫌で嫌でたまりませんでした
だからと言って、男性もののスーツを着る勇気があるわけでもなく
着たかったわけでもなく
どんな格好もしたくなかったので、
行きたくない!!と本気で思っていました
まぁ、親が振袖姿をとても見たがっていたので
諦めて、振袖を着て行きましたが、、、
卒業式もモヤモヤ
私の通っていた学校は小さく、袴で卒業式に出て
卒業式後のパーティーはドレスで出るのが一般的でした
何が嫌だったのかと言うと
ドレスを着るのにも抵抗があったのですが
ドレスを着ている自分を見られることに一番抵抗がありました
女性として見られることが恥ずかしいというか
嫌だというか
女性であることを突き付けられているような気がして
モヤモヤしていた気がします
この頃は、Xジェンダーなんて言葉ももちろん知りませんし
自分に起きていることがわからずに
ただただモヤモヤしておりました
最近は女性用のパンツドレスもあるので良くなりましたね
私も愛用しています